今年の新入社員に向けて、つらつらと書いてみた。
1.学び続ける覚悟を持とう
日々テクノロジーは進歩している。
エンジニアとして生きていくなら一生学び続ける覚悟が必要だ。
2.基礎を学ぼう
ここでいう基礎とは、TCP/IPやOSのファイルシステムなんかだ
基礎は新しいことを学ぶときに、きっと役に立つ。
3.リファレンスを読もう
googleで検索してblogに書かれたプログラムを無条件に信じてはいけない。
たまたま見たblogの内容が良くない方法(アンチパターン)かもしれない。
信じていいのは公式のリファレンスだけだ。
4.ソースも読もう
リファレンスが不十分だったり理解できないときは、躊躇せずソースを読もう。
たとえばPHPはC言語で書かれているが意外と読めるものだ。
ソースを読んで理解することは一人前になる通過儀礼みたいなものだと覚悟しよう。
5.「動けばいい」とは決して考えないようにしよう
君たちが作るプログラムは、必ず利用者がいる。
利用者に使ってもらえるものを作ろう。「動く」だけでは駄目なんだ。
誰にも観てもらえない映画を作る映画監督になりたいかい?
6.バグに遭遇したら、まずは冷静になろう
よく言われているが、「プログラムは思ったようには動かない。書いたとおりに動く。」は真実だ。
99%は目の前に原因がある。原因が目の前にないことは1%くらいだ。
99:1が決して逆ではないと肝に銘じよう。
7.思想を理解しよう
他人のソースを読むとき処理の内容を追うだけでなく「何故そのように作ったのか」を理解することは大切だ。
計算量を減らして負荷軽減を狙っている/不正な値が入らないようにしている/キャッシュ化することで高速化を狙っている等
コードから学ぶというのは思想を理解することに等しい。
8.良書を探そう
この本いいなと思ったらamazonで検索してみよう。
今は便利な世の中で「この商品を買った人は~」と良書っぽものが芋づる式に見つかる。
9.モチベーションを意識しよう
エンジニアとして学び続けるのは時として大変だ。
行動を起こそうとする源、すなわちモチベーションを意識しよう
朝、鏡を見るときに「自分はなぜエンジニアになったのか?」と問いかけるのもいい
君たちのモチベーションを手っ取り早く上げてくれるはずだ
10.勉強会やコミュニティに参加しよう
会社だけでなく外の風に触れることも時には必要だ。
新しい刺激はモチベーションの維持にもつながる。
11.アウトプットしよう
勉強会でLTをするのでもblogを書くのでもなんでもいい。
なにかをアプトプットするだけで世界は大きく変わる。
12.コミュニティ疲れ・勉強会疲れを感じだたら距離を置こう
「疲れ」の意味がわからないうちは気にしなくていい。
これがそうかな?と思ったら立ち止まろう。もう君は大丈夫だ。
また気が向いたり考え方が変わったら参加してみるといい。
13.趣味や夢中になれるものを持とう
できたら技術以外のものが望ましい。
どんなものであれ君たちの人生を豊かにしてくれる。