プログラマだけでなく1日の大半を座って過ごすような職に就いている人は、おおむね不健康。
腰痛、頭痛、手首の痛み、目の疲れなどなど、何かしら心当たりがある人が多いのではないだろうか。
健康を維持しするということは、アウトプットのパフォーマンスに非常に影響があることなので、使える言語が一つや二つ増えることよりも、健康であることを続けられることのほうがトータルのキャリア形成においては重要な意味を持っている。
エンジニアたるもの健康もHackだ。
イケてる開発プロセスのように、健康に対して少しずつ取り組み(インクリメンタル)、振り返りながら学習を繰り返す(イテレーティブ)ことが、きっと僕らなら出来る。
アジャイルなダイエットをして、健康のリファクタリングをしよう。1人で続かないならチームで!
「ヘルシープログラマ」はソフトウェア開発で目にすることの多い用語を使って書かれた「健康」に関する本だ。
ソフトウェア開発をしてる人には日常の用語に近いので読みやすい。書いている人が「こっち側」なので、親しみも感じる。
人体の筋肉や目の構造についても触れられているうえに、人体に対する「テスト」もしっかり記載されている。「テスト」の重要性分かるよね?
そして、「アジャイル」などの用語にピンとこない人にとっても、健康という題材を通じてソフトウェアだけに限らない取り組みのプロセスとして「ベストプラクティス」を学ぶいい機会になると思う。
最後の章には「イングレス」が紹介されている。今だったらポケモンGOになるのだろうか。
最後に、読むだけでは意味がない。実践してこそだ。
だれか一緒に健康に取り組もうよ!