オープン・オーガニゼーション

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この本を読むまで、レッドハットという会社についてあまり知らなかった。

技術力あってコミュニティに貢献しているんだろうなとは思っていたしRHELは素晴らしい。しかし会社内部そのものはよく知らなかった。

企業向けのビジネスをしているからだろうか?勝手に、よくある普通の(本書の言葉を借りればピラミッド型の)組織っぽいイメージがなぜかあった。

考えてみれば当たり前なのかもしれないが、オープンソースのコミュニティに属していて、その精神に共感している人が普通の組織で満足するはずがないよね。

オープンソースソフトウェアの世界では、影響力を持ちたければ出世するのではなく、周囲からの信頼を得なくてはいけない。そうでなければ誰も話しすら聞いてもらえない。

信頼を得るためには、何をするにしても自分がすることを周りに説明して納得してもらう。

レッドハットは理想の組織の形の一つなんだなぁ